こんにちわ。
ガンプラで人生を豊かに。クスノキ・コウです。
ガンプラのモールド彫り直し、皆さんはどの工具を使っていますか?
多くの方はBMCタガネなどの彫刻刀系ツールを使用しているのではないでしょうか。
今回は少し視点を変えて、
ケガキ針を使ったモールド彫り直し
について解説します。
ゴッドハンドさんのケガキ針、「リーゲルニードル」を紹介します!!
すごいよこれ。
目次
ガンプラ|モールド彫り直しはケガキ針?「リーゲルニードル」が最適解の理由
ケガキ針でモールド彫り直しできるの?という疑問
「ケガキ針って下書き用でしょ?」
「彫刻刀の前工程じゃないの?」
そんな声が聞こえてきそうです。
確かに一般的にはその通りで、
- ケガキ針だけでは綺麗な彫り跡にはなりません
ケガキ針はモールド内をガリガリとなぞりますので、
モールド内はザラザラになってしまいます。
そのため――
- スミ入れ塗料がうまく流れない
- 仕上がりが荒く見える
というデメリットがあります。
しかし・・・ある条件下では最強の彫り直しツールになるんです!!!!!!
それが、
シャープペンシルでスミ入れを行う場合
です。
今回使用する工具:ゴッドハンド「リーゲルニードル」
今回使用するのは
ゴッドハンドさんのリーゲルニードル。
いわゆるケガキ針です。
セット内容
- ゲラーデ(直線用)
- クルヴェ(曲線用)
の2本セットになっています。
ドイツ語?よくわかりませんが、かっこいいネーミング
それぞれ、刃先に特徴がありますね。
これらはアタッチメント(ピンバイスなど)に装着して使用します。
基本的な使い方
使い方は非常にシンプル。
- 既存モールドをなぞるだけ
です。
- 直線 → ゲラーデ
- 曲線 → クルヴェ
を使い分けることで、安定して彫り直しができます。
ただし、ケガキ針特有の
- ザラついた削り後
になります。
実はこの「ザラザラ」が最大のメリット
ここが今回の核心です。
リーゲルニードルで彫り直したモールドは、
- 表面がわずかに粗い状態
になります。
この状態が――
シャーペンスミ入れと相性抜群!!
つまり、
- 綺麗すぎる彫り跡より有利
なのです。
彫刻刀で完璧に整えたモールドより、ケガキ針の粗さの方がシャーペンには適している
という逆転現象が起きます。
シャーペンで描いているという感覚(グググッ)が手に伝わります。
シャーペンスミ入れが消えにくくなる!!大きな利点
リーゲルニードルを使ったモールド彫り直しには、もう一つ見逃せないメリットがあります。
それは――
- シャーペンで入れたスミが取れにくくなること
です。
そもそもシャーペンスミ入れの弱点とは?
シャーペンによるスミ入れは、
- 手軽にできる
- 修正が簡単
- 塗料を使わない
という大きな利点があります。
しかしその反面、
- 消しゴムで簡単に消えてしまう
- 手で触っただけでも薄くなる
という弱点があります。
特に浅いモールドの場合、せっかく入れたスミがすぐ取れてしまい、
仕上がりを保つことができません。
そのため従来は、
- トップコートで保護することが必須
でした。
ザラザラモールドはスミが定着する
ところが、リーゲルニードルで彫り直したモールドは表面がわずかにザラザラした状態になります。
この細かな凹凸によって、
- 消しゴムでこすっても落ちにくい
- 手で触っても薄くなりにくい
という状態が生まれます。
つまり、
スミがモールド内部にしっかり定着する
のです。
つや消し塗装と同じ原理
この現象は、つや消し塗装の表面と同じ原理です。
つや消し面は一見なめらかに見えて、実際には微細な凹凸があります。
そのため、
- 汚れが入り込むと落ちにくい
という特徴があります。
車のボディにつや消し仕上げが少ない理由もここにあります。
汚れが落ちにくく、外装には不向きだからです。
トップコート不要というメリット
リーゲルニードルによるザラザラモールドなら、
トップコートを吹かなくてもスミが残る
という大きな利点が生まれます。
これは、
- 手軽に仕上げたい人
- パチ組み派
- スプレーが苦手な人
にとって非常に大きなメリットです。
なぜリーゲルニードルなのか?ケガキ針として優秀な理由
モールド彫り直しにケガキ針を使う場合、数ある工具の中でもリーゲルニードルを選ぶ理由ははっきりしています。
最大のポイントは、
直線用と曲線用を明確に使い分けられること
です。
前述の通り、リーゲルニードルは
-
ゲラーデ(直線用)
-
クルヴェ(曲線用)
の2種類がセットになっており、モールド形状に合わせて最適な工具を選択できます。
直線がブレない「ゲラーデ」の安定感
特に優秀なのが、直線用のゲラーデです。
刃先の向きを一度しっかり固定すれば、そのままブレることなく真っ直ぐ進んでくれるため、
- フリーハンドでも直線が出しやすい
- 彫り直しの失敗を大きく減らせる
という大きなメリットがあります。
これは初心者にとっても非常に重要で、
失敗リスクを大きく下げてくれる工具
と言えます。
ショートパワーピンバイスでさらに安定
さらに個人的な使用感としておすすめなのが、
- ショートタイプのパワーピンバイスとの組み合わせ
です。
工具全体の長さが短くなることで
- 手元のブレが減る
- 力加減をコントロールしやすい
- 細かい作業の安定性が増す
といった効果があり、リーゲルニードル本来の性能をより引き出せます。
まとめ
今回は、ガンプラのモールド彫り直しにおける新しい選択肢として、ケガキ針「リーゲルニードル」の活用方法を解説しました。
一般的にケガキ針は下書き用途と考えられがちですが、シャーペンによるスミ入れと組み合わせることで、その評価は大きく変わります。
リーゲルニードルで彫り直したモールドのわずかなザラつきは、
- 芯が滑らずしっかり乗る
- スミが消えにくくなる
- トップコートなしでも仕上がりを保てる
という大きなメリットを生み出します。
さらに、直線用「ゲラーデ」と曲線用「クルヴェ」を使い分けられる構成により、初心者でも安定した彫り直しが可能なのも魅力です。
ショートタイプのピンバイスと組み合わせれば、作業精度はさらに向上します。
特に手の小さい人は。
手軽に・確実に・美しく仕上げたい。
そんなシャーペンスミ入れ派にとって、リーゲルニードルはまさに最適解といえるでしょう。
モールド彫り直しに悩んでいる方は、ぜひ一度試してみてください。
今回はここまでです。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。








