こんにちは。
ガンプラで人生を豊かに、クスノキ・コウです。
ガンプラを始めて少しすると、ディテールを追加してみたくなりますよね?
今回はスピンモールドという便利ツールを使った、丸いディテール(丸モールド)の追加について説明しようと思います。
![](https://kusunokicou.com/wp-content/uploads/2020/03/kusunoki_normal.png)
そもそも、丸モールドってこんなやつです。
この丸モールドをガンプラの適所に追加すると、とても見栄えが良くなります。
因みにこのガンプラは「MG 100/1 RX-78キャスバル専用ガンダム」です。
私の作製した完成品の紹介記事を書いています。
寄り道していただくと幸いです。
では早速、説明していきます。
目次
【ガンプラ便利ツール】スピンモールドの使い方:簡単ディテール追加 「あら、不思議!」丸モールドが簡単に作れちゃいます!!
では、スピンモールドを使って丸モールドを彫っていきましょう。
基本的には以下の3ステップです。
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- ステップ1. ピンバイスにセットアップ
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- ステップ2. センターピンで位置決め
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- ステップ3. 回して掘る
順に説明していきます。
ステップ1. ピンバイスにセットアップ
いきなりですが、スピンモールドはそのままでは使用できません。
ピンバイスとよばれる治具にセットで使用します。
写真では上がゴッドハンドのパワーピンバイス。
下が、タミヤの精密ピンバイスです。
どちらもスピンブレードを装着できますが、今回は同じゴッドハンドの
パワーピンバイスを使用して説明していきます。
写真の様にピンバイスに装着して使用します。
パワーピンバイスの受口にスピンモールドを差し込んで、受口を回して締めます。
細かいことですが、このスピンモールドはどの刃のサイズにかかわらず軸の太さが同じです。
ですので、刃のサイズに合わせていちいち、受け口(ピンバイス)のサイズを変える必要がありません。
これ、結構便利です。
![](https://kusunokicou.com/wp-content/uploads/2020/03/kusunoki_normal.png)
・ビットブレード
・スピンブレード
・ドリルブレード
がありますが、どれも軸の太さが3mmで統一されています。
ステップ2. センターピンで位置決め
続いて、実際に丸モールドを掘る場所の位置決めをしていきます。
ところで、スピンモールドの刃部は写真のようになっています。
センターに尖ったピンがあるのですよ。
このセンターピンを使って位置決めをしていきます。
写真のように垂直に突き刺してください。
ここが、丸モールドの中心になります。
ステップ3. 回して掘る
続いて、中心が定まったらそのままビットブレードを回します。
![](https://kusunokicou.com/wp-content/uploads/2020/03/kusunoki_normal.png)
これが、スピンモールドを便利ツールたらしめる所以です。
垂直方向に力を加えながら回すと・・・。
はい。
丸モールドが彫れてしまいました。
わずか2ステップでしたね。
![](https://kusunokicou.com/wp-content/uploads/2020/03/kusunoki_normal.png)
わかりやすいように、シャーペンで内側をなぞってみました。
丸モールドが出来上がっていいるのがわかると思います。
・・・超簡単ですよね。
私はこの丸モールドをガンプラに多用します。
応用編:スピンモールドで丸モールド多段化!!
スピンモールドを使えば、丸モールドのアレンジも簡単にできちゃいます。
先程作った丸モールドの中心、に一回り小さいスピンモールドをセットします。
![](https://kusunokicou.com/wp-content/uploads/2020/03/kusunoki_normal.png)
同じ要領で、スピンモールドを回転させます。
そうすると、丸モールドの中にもう一つ丸モールドが出来上がります。
情報量が増えますね!!
私はこれを多段化丸モールドとよんでいます。
これも、わかりやすいようにシャーペンをつかってみます。
今度は丸モールド内を塗りつぶしてみました。
丸モールドはどこに彫るの?
丸モールドの位置ですが、もちろん実際に丸いディテールがあるであろう位置です。
ネジ穴とかですかね。
でも、私はあまり深く考えず、パーツの隅には何個か彫るようにしています。
![](https://kusunokicou.com/wp-content/uploads/2020/03/kusunoki_normal.png)
丸モールドにはシャーペンでスミ入れが簡単・オススメ!
本記事では説明の中で、何度となくシャーペンでスミ入れをしています。
というのも、これ超オススメなのです。
簡単で、シャーペンの色は金属のような風合いも出してくれます。
それに、丸モールドの中は適度にザラザラなので、スミも良く乗ります。
シャーペンのスミ入れに関しては別に記事を書いています。
興味がある方は下のリンクからどうぞ。
まとめ
スピンモールドを使った、「丸モールドの作り方」は以下の3ステップでした。
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- ステップ1. ピンバイスにセットアップ
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- ステップ2. センターピンで位置決め
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- ステップ3. 回して掘る
丸モールドを作る場所は「ネジ穴」がありそうな場所でした。例:パーツの隅
スミ入れのおすすめはシャーペンでした。
最後になりますが、今回説明したような便利ツールを使ったガンプラ製作方法を考案しています。
amazon Kindleで紹介していますので興味のある方は以下のリンクからどうぞ。